はじめに
いつもより小さなことでイライラしたり、何もないのに涙が出そうになったり。
そんな日があると、「私、何でこんなに怒っているのかな」「また不安定になってる」と自分を責めてしまうこと、ありませんか?
でも実は——
“心が波立つ日”があるのは、自然なこと。
人の心は、海や空のように、日々ゆらぎながら変化しているのです。
今日は、「揺れる自分を責めないための考え方」をお伝えします。
① 「ゆらぎ」は、成長するお知らせ
私たちは「安定していなければいけない」と思い込みがちです。
そうでない自分に焦りを感じたり、いつになったら安心できるのか.…と
しかし、波がまったく立たない海は、どこか淀んで見えるように、心も動きがあるからこそ、清らかさを保つことができるのです。
たとえば、誰かの優しさに泣いてしまう日がある。
それも“波”です。
怒りや悲しみがわくのも、 “心が反応している”ということ。
こうした感情の波は“悪いもの”ではありません。
むしろ、感じることで流れが生まれる。
止めようとせず、静かに見つめることから癒しは始まります。
② 「波立ち」を否定すると、心は余計につらくなる
「こんなことで落ち込む自分はダメ」
「いつも前向きでいなきゃ」
そうやって感情を押さえつけると、
心はどんどん緊張して、疲れてしまいます。
大切なのは、「今の私はこう感じている」と認めること。
「今日はなんだか心がざわざわしてるな。」
「今は落ち着かないけれど、そんな日もある。」
そうつぶやくだけでも、心は少しゆるみます。
受け入れることで、波は次第に穏やかになっていきます。
③ ゆらぎの中に、 “本当の自分”が見えてくる
波立つ心の奥には、あなたの本音が隠れていることがあります。
誰かにわかってほしい気持ち、
無理して頑張っているサイン、
本当は休みたいという願い——。
感情のゆらぎは、
「そろそろ自分のペースを取り戻そうよ」という
心からのメッセージなのかもしれません。
ゆらぎを通して、自分を知り、
少しずつ本来のリズムを取り戻していくことが、
ヒーリングの本質でもあります。
おわりに:心の波と、やさしくつきあう
心は、いつも静かでいなくていい。
晴れた空の日もあれば、風の強い日もあるように、
人の心も、揺れて、戻って、また広がっていく。
心が波立つ日も、あなたの一部。
そのゆらぎを抱きしめることができたとき、
本当の穏やかさがやってきます。
どうか今日も、波のリズムを感じながら
あなたの心をやさしく見守ってあげてください。