婚活したいのに、孤独でいたい
婚活をして、人生を一緒に歩んでいける人を見つけたい。
そう思っているのに、いざ誰かと関わると、いろいろなことを考えてしまって疲れてしまう。
そして、
「やっぱり一人でいる方が楽かもしれない。」
そんなふうに感じることはありませんか。
きっとどこかに、自分のことを理解してくれる人がいる。
そんな思いもあるのに、
「この人のここがちょっと嫌だな。」
「もう少しこうだったらいいのに。」
「なんとなく物足りない。」
相手と会うたびに、そんなところが目についてしまう。
そして気づけば、
「無理に誰かと一緒にいるくらいなら、一人の方が気楽。」
と思ってしまいます。
でも、本当に一人でいたいのでしょうか。
それとも、
誰かと距離を縮めることで、自分の心が揺れることを避けたいのでしょうか。
あなたを理解してくれる人を見つける一番の近道は、あなたがあなた自身を理解することです。
人と出会うと、相手は自分の中にあるものを映し出してくれることがあります。
相手の言葉や態度に強く反応したり、なぜか気になって仕方がなかったりする。
それは、相手に問題があるからだけではないこともあります。
そこには、自分がこれまで我慢してきたことや、気づかないふりをしてきた気持ち、自分に許せていない部分が隠れていることがあります。
だから、相手と会うことは、相手を知るだけではなく、自分自身を知る機会でもあります。
「どうして私は、この人のここが気になるんだろう。」
「なぜ、この言葉にこんなに傷ついたんだろう。」
「本当は、私はどうしたかったんだろう。」
そうやって自分の心に問いかけていくと、相手とのやり取りを通して、今まで見えていなかった自分の気持ちに気づくことがあります。
婚活で誰かと会うときには、相手が自分の条件に合っているかだけではなく、
「この人と会うことで、私は自分のどんな部分に気づいているんだろう。」
と考えてみることも大切です。
例えば、
相手の自己主張が強いことにイライラする。
そんなとき、自分はずっと言いたいことを我慢してきたのかもしれません。
相手が自由に振る舞っていることが気になる。
そんなとき、本当は自分ももっと自由にしたいのに、
「そんなことをしてはいけない。」
と、自分に禁じてきたのかもしれません。
反対に、
自分の中にある嫌な一面を相手に見たとき、
まるで自分の見たくない部分を見せつけられているようで、嫌な気分になることもあります。
人と出会うことで、自分一人では気づかなかった自分の気持ちが見えてくることがあります。
だから、
「この人のここが嫌。」
と思ったときに、すぐに相手を判断するだけではなく、
まずは、
「私は、どうしてここがこんなに気になるんだろう。」
と、自分の心にも少し目を向けてみてください。
そこには、
今まで自分が我慢してきたことや、
自分に許してこなかったこと、
本当は望んでいることが隠れているかもしれません。
婚活は、条件に合う人を探すだけのものではありません。
人と関わることで、自分の知らなかった一面に気づいていく時間でもあります。
そして、自分のことが少しずつ分かるようになると、
「ここが嫌だから、この人は違う。」
だけではなく、
「私はここに反応しているんだな。」
「では、この人自身はどんな人なんだろう。」
と、少し違ったところから相手を見ることができるようになります。
もちろん、無理に誰かを好きになる必要はありません。
本当に合わないと感じる人から離れることも大切です。
でも、その前に一度、
「私は今、何を感じているんだろう。」
と、自分を振り返ってみてください。
すると、
「相手の問題だと思っていたけれど、私の中にも何かあったんだ。」
と気づくことがあります。
この気づきが、自分を知ることにつながります。
そして、自分が何を大切にしたいのか、どんなことが嫌なのか、どんな関係なら安心できるのかが分かってくると、
「自分を理解してくれる人」をただ待つのではなく、
自分のことを相手に伝えながら、お互いを知っていくことができるようになります。
それが、成婚への近道になるのだと思います。