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ネガティブな「感情」が湧くのは、出来事のせいではないかもしれません

身近な人に対して、家族や同僚、上司の何気ない一言にイライラしたり、不満を感じたりすることはありませんか?

実は、ネガティブな感情が湧いてくる相手は、自分の心の課題に気づくきっかけを与えてくれる存在であることがあります。

例えば、母親から何度もLINEが届くたびにイライラしてしまう人がいるとします。

「また連絡してきた。」
「放っておいてほしい。」
「束縛されているみたい。」

そんなふうに感じることがありませんか?

このとき、多くの人は、

「母親が何度もLINEを送ってくるからイライラする。」
と思います。

でも、本当に感情を動かしているのは、LINEの回数が多いことなのでしょうか。

私は、過去の経験からいつの間にか身についた「思い込み」や「心のルール」のことを、古い定義と呼んでいます。

例えば、「私は自由に生きてはいけない」という古い定義を持っているとします。

すると、母親から何度もLINEが届くという出来事を、

「束縛されることへの怒り」
「自由を奪われることへの恐怖」

と受け止めてしまいます。

古い定義は、出来事を自分なりに解釈する心のフィルターのようなものです。

そのフィルターを通して出来事を見るため、怒りや恐怖といった感情が湧いてきます。

つまり、感情を生み出しているのはLINEの回数が多いことではなく、その出来事を通して反応した古い定義「私は自由に生きてはいけない」なのです。

だから、感情が湧いたときは、

「イライラする。」
「相手が悪い。」

と考える前に、

「私は、この出来事をどう受け止めたのだろう?」

と、自分に問いかけてみてください。

その問いの先には、自分でも気づいていなかった思い込み(古い定義)が隠れているということです。

ネガティブな感情は、

「今も私は、古い定義を握りしめていますよ。」

と教えてくれる大切なサインです。

もし、その思い込みが今のあなたを苦しめているのなら、

「もう、この古い定義を持ち続ける必要はない。」

そう自分に許可を出してみてください。

ネガティブな感情は、あなたを苦しめるためにあるのではありません。

本当の自分を、もっとあなたらしく生きるための案内役なのです。

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